2017/09/14
さてさて、もう開催まであまり時間がないのでざーっくりと今年のオリンピアについて考えてみましょう。
昨日、山岸さんに教えていただいた情報も混ぜながら個人的な見どころをご紹介します。
ミスターオリンピア
これはもう、普通にやったらフィル・ヒースの一強ですね。
カイ・グリーンは特別推薦を受けて出場資格はあったのですが、やはり出場はないようです。
ボディビル的には対抗となるのは、デキスター・ジャクソンやショーン・ローデンなのでしょうがフィルと同じようなタイプなので厳しいでしょう。
というわけでというかわかりませんが、興行的にも対抗馬として推しなのがビッグ・ラミーですかね。
実際、今年はかなり良さそうです。
体重も300ポンド(135キロくらい)あって絞れているそうです!
その他、ローリー・ウィンクラーやウィリアム・ボナックが盛り上げてくれそうです。
個人的には、今年アーノルドクラシックを獲ったセドリック・マクミランに期待です。
NYプロで優勝した時に、「こいつが本気になったら誰も勝てないんじゃないかな」と個人的には思ったのですが、その後なかなか本気になってくれませんでした(笑)
いつも楽しそうにやっているし、アーノルドの時のスピーチも本当に素晴らしかったグレートチャンピオンだと思います。
あとベテランのジョニー・ジャクソンもけっこう好きな選手ですのでがんばってもらいたいです!
なんだかんだで、オリンピアが近づいてくるとやっぱりテンション上がります!
212
こちらもフレックス・ルイスが頭一つ飛びぬけている感はありますが、ちょっとしたことで順位が入れ替わってしまうのが212。
昨年初出場で2位、そして今年のアーノルドクラシックで優勝したアーマッド・アシュカナニも良さそだし、デビッド・ヘンリーは相変わらずすごそうです!
ホゼ・レイモンドもそろそろ引退も視野に入れているそうですが、まだまだトップ選手です。
韓国からも2選手が出場しますし、初出場ですごい選手もいるそうです!
山岸さんは今回お休みですので、リラックスして観戦したいと思います(^^)
メンズフィジーク
3連覇中のチャンピオン、ジェレミー・ブエンディアが今年も勝てるのか?が一番の注目だと思います。
そして、われわれアジア人にとって注目なのは、中国初のIFBBプロ選手です!
もともとボディビルも含めて非常にポテンシャルの高い国である中国。
これから本気でボディビルも取り組んでいったらすごいと思います。
今後を考える上でも注目のプロ1号です!
クラシックフィジーク
なんといっても、今年のクラシックフィジークの注目は、失礼ながら昨年優勝のダニー・へスターでもなく、有望な若い選手たちでもなく、フレックス・ウィラーでしょう!
どのようなフィジークに仕上げて出てくるか、とても楽しみです!!
ウィメンズフィジーク
ウィメンズフィジークは、現チャンピオンのジュリアナが有力かと思います。
というか、他の選手はあまりわかりません。。
すみません。。。
フィットネス
なんといっても、オクサナ・グリシナの最後のオリンピア。
私は今回このためにラスベガスにきたといっても過言ではありません。
2010年に初めて見たときに一目ぼれしたオクサナ。
多くの人が(映像も含めて)実際に見た時に同じ感覚になったと思います。
フィットネスという競技の価値観さえも変えてしまったくらいの彼女。
みなさんと一緒に最後のフィットネスを見届けたいですね。
フィギュア
実はけっこう混戦だと思われるのが、このフィギュア。
ラトーリャ・ワッツの長期政権かと思われましたが、今年のアーノルドでは同じようなタイプのキャンディス・ルイスが優勝。
ラトーリャは3位。
それにしても、最近のフィギュアはすごいプロポーションになってきました。
トレーナー等、日本のフィットネス関係者にとっては勉強になることも多いカテゴリーかと思います。
ビキニ
コートニー・キングが欠場ということで、こちらもやや混戦。
大好きなジャネットも出場するようで、楽しみです。
私は全然詳しくありませんが、日本のフィットネスビキニもいろいろあるそうですが(笑)、トッププロを見るとどうでもよくなります(笑)
もちろん、競技ですのでそこで勝つことも重要ですが、このカテゴリーはやはり「美しく」あって欲しいものです。
もちろん、やる側も見る側も、心身共に。
というわけで、今はラスベガスの朝7時です。
今日はプレスカンファレンスとミート・ザ・オリンピアンがあります。
私はプレスカンファレンスは出ずに、アイリスのパーソナルを受けてきます~
seto